【感想】Mimic Logic/ミミックロジック

ジャンル 自動生成論理パズルローグライク
発売元

Nihohe Soft

開発

Nihohe Soft

機種 Steam
配信日 2024年2月23日

かつて「ゲームアツマール」で配信されていた作品。

ゲームアツマールがサービス終了してしまいプレイ不可の状況が続いていたが、この度めでたくSteamに移植された。

自動生成される論理パズル

「5人の中に1人だけ嘘をついている人がいます。証言を元に嘘つきを当ててください」などという論理クイズをやった覚えはないだろうか?

本作は上記の論理問題を自動生成して、プレイの度に内容が変わるダンジョン形式のローグライクと組み合わせたという作品である。

問題は自動生成なので中には嘘つきを絞り込めない問題が生成されることもある。そんな時は問題をスルーして次の階層に進むことも可能。だが問題を解かないままで先に進めることは出来ない。そこに本作の工夫がある。

嘘つき役をミミックにするというアイデア

本作で秀逸なのは嘘つき役を宝箱のモンスター「ミミック」にし、真実を語る宝箱からはアイテムやお金を入手できるようにしたことだ。

ダンジョンの途中にはモンスターが出現することがあり、倒すためには適宜プレイヤー強化していく必要がある。問題に行き詰まったから先に進むこともできる、でも問題を解かずにいると宝箱を開けられずモンスターを倒せなくなるというのが絶妙なバランスとなっている。

何よりお宝を前にして開けずにはいられないという心をくすぐるのも、ミミックという題材を選んだことの妙があるというものだ。

Steam版の追加要素

筆者はゲームアツマール時代にも少しプレイしていたが、Steam版になって操作性が良くなったと感じる。サクッとプレイしたいタイプのゲームなのでとても有難い。

また新しいルールも追加された。「疑心暗鬼」は頭が混乱しそうになるが、「ナンバー」は慣れれば結構楽かもしれない。

現在のプレイ状況

追加も含めて7つのルールがあり、それぞれレベル1~5まで存在する。筆者はひとまず全てのレベル1は達成した。

また実績の基準としてスコア7000点以上といいのがあるのだが、それらの達成もまだまだといったところ。

手軽にできるゲームなので今後も少しずつ進めていきたい。