【感想】ポケモン+ノブナガの野望(ランセの伝説クリアまで)

ジャンル SLG
機種 NDS
開発元

株式会社ポケモン

株式会社コーエーテクモゲームス

発売元

株式会社ポケモン

発売日 2012年3月17日

ポケモンは赤緑世代で本編シリーズが出たら大体プレイしている。

発売当時は確か仕事が忙しかった頃なので外伝作品まで手が出せなかったのだと思う。

信長の野望は未経験。まさかのコラボに驚いたが率直に言えば面白かった。

ストーリー

物語の舞台となるランセ地方はポケモンと心通わすブショーたちが暮らす世界。

ランセ地方には17の城を手にすれば幻のポケモンが現れるという伝説があった。

故にランセでは城をめぐり激しいイクサが繰り返されていた。

ハジメの国のブショーリーダーとなった主人公は、旅の途中で立ち寄ったというオイチと共にイクサに身を投じていくことになる。

システム

クォータービューで交互ターン制のオーソドックスなシミュレーション形式の戦闘。

技はポケモン毎に1つが割り当てられており、攻撃範囲が決まっているので位置取りや攻撃順を考えるという戦略性がある。

タイプ相性は第五世代時点での本家ポケモン準拠。フェアリータイプ追加と鋼の相性変更から久しいので今やると違和感がある。

プリン…今のお前ならドラゴンに有利だろうに…

意外なポケモンの活躍

本作の戦闘システムにより、本家とは異なるポケモンの活躍仕方があってよかった。

マスキッパ

例えばマスキッパ。本家では元々半減なのに浮遊である必要があるのかと言われがちであったが、本作では移動タイプが飛行であることが大きなメリットとなる。

飛行・浮遊は地形効果を無視して移動できるので行動が制限されにくい。

マスキッパの技は正面3マス分に攻撃できるのも癖がなく使いやすかった。

ココドラ

ココドラは弱点も多いが耐性も優秀なので壁役として重宝した。

本作独自の特性ボディーガードによって味方をかばえるので、主力を守ることに一役買った。

ベストリンク

本作はブショーごとにベストリンクのポケモンが設定されている。

モブショーのベストリンク探しもなかなか楽しく、可能な限り最高の相棒を宛がう作業行っていたのでランセの伝説クリアまでに27時間かかった。

ゲームとしての難点

話が進むにつれてブショーが増えてくるが、検索性が悪く管理が大変だった。

マップ画面でブショーの名前が表示されないので、見た目が同じモブにうっかり同じポケモンを持たせてしまったら逐一情報を開かないとわからなくなる。

せめて名前は常時表示させておいて欲しいと思った。

続編は?

本作発売から10年以上経つが、このコラボ作品は1作限りだったようだ。

第六世代以降でタイプ相性は大きく変わるし、ポケモンも当時よりかなり増えたので今のポケモンで新作が出て欲しいなと願うばかりである。